日記

2024-11-21 07:07:00

「冥王星水瓶座入り」とは

今日は西洋占星術のお話

「冥王星水瓶座入り」「風の時代」

そんな言葉をSNSや書籍などでご覧になったことはないでしょうか?

西洋占星術とは、太古から続く統計学。怪しい学問ではないのでご安心を

 

 冥王星(プルートー)とその衛星の名前の由来とは?(季節・暮らしの話題 2015年07月28日) - 日本気象協会 tenki.jp

冥王星は、2006年に地球から9番目の惑星としての地位から降格されました

発見から69年のことです。ただ、発見される前から、占星術では「ある」とされていて、重要な意味をもつ惑星です

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さて・・・11月20日 8時43分頃「冥王星水瓶座入り」となります
この動きは3回目にして最後の移動となり、この後はもう2度と山羊座に戻ることはありません

冥王星が山羊座にあった時代(2008年1月~2024年11月)は、ゼロからの再生の期間

約16年にわたり、社会構造や組織、会社などの「形あるもの」に対して、必要が無いものが淘汰されていく期間でした

そんな世の中の流れでしたから、個人的にもゼロからの再生を促された方も多いのではないでしょうか

そして、11/20に冥王星が水瓶座に入ることで「変革」の流れが加速していきます



冥王星とは「ゼロか100か(黒か白か、闇か光か)」の星

とても極端な星です

そして、貪欲さや野心を手放し、私たちが「ありのままの光」で輝けるように根底からの見直しを強制的に促していきます

必要に応じてリセットボタンを押せる星でもありますから、この期間に強制停止の経験をしたかたもおられたのではないでしょうか

確かに、冥王星の変革や強制停止は痛みを伴いますが、この痛みは私たちを正しい道(真実)に導くためのものです 
真実に目覚めたのち、冥王星は再生のために力を注ぎ込んでいきます

自分自身の心と語り合い、極端な欲望や野心(闇)を削ぎ落とし

自分だけの「平穏」(光)を見つけ、純真、無頓着で生きていくことで、冥王星の力は恩恵と呼べるものに変わっていきます

 

私たちは自分自身の内側と語り合い、自分の心をしっかり感じ、見ることで、自分の中の闇(不要な部分)を減らしていくことが大切になるのです

そして、水瓶座は「理想」の星

水瓶座は、革新的で独創的になり、変化をもたらす橋渡しをしたいという欲求を持ちます
そして、独自の視点で新しい発想や方法を生み出していきたいという願いを持つ星

また、改革者のサインで、個人と集団のつり合いが取れている状態をつくろうとしますから
スピリットの統合、全人類愛的、宇宙的意識なども象徴する星座です


冥王星がサインを移動するタイミングを振り返ってみると

 

  • 1914年、冥王星蟹座に移動の際には、第1次世界大戦開始
  • 1939年、冥王星獅子座に移動の際には、第2次世界大戦勃発
  • 1985年、冥王星が蠍座に移動の際には、バブル期の到来とチェルノブイリ原発事故
  • 1995年、冥王星が射手座へ移動の際には、阪神淡路大震災
  • 2008年、冥王星が山羊座へ移動の際には、リーマンショック破綻

このように、歴史的にも大きな出来事が起こっています

冥王星の動きは、社会を大きく揺るがし、世界的な変革の流れを作りだしてきました
 
さらに言えば、2025年は冥王星のパワーが極限に振れ始めます

このような状態は、約80年周期で起こっており、アメリカ独立宣言、フランス革命、第2次世界大戦が起こった時も

冥王星が臨界点に触れていた時でした



私たちは全であり個です

一人ひとりの意識が世界を創ります

私たちは水面下で繋がり、集合意識によって世界に変化を与えていきます

 

だからこそ、この変革への数年は、一人ひとりが心を解放し、魂とつながり、個としてスピリットに立って生きることがすすめられてきました

ここから先は、世界は更に光の方向に加速していき、起こる事象はポジティブに変わっていくでしょう


今までのような大きな革命や戦争のような変革ではなく、穏やかで光溢れるものにしたいと願うなら

無理に何かをしようとするよりも、自分の内側から世界を変えていくことが

最も優しく誰も傷つかない「革新」になるでしょう

さて、先ほどは世界的な視点で「冥王星水瓶座入り」を読み解いてみました
今度は私たち個人としての、この冥王星水瓶座入りの意味を考えてみたいと思います

冥王星水瓶座入りは「変革」です
理想に向かうため、理想とする世界をつくるための変革
今回の冥王星は2ハウスに配置されていますから物質、金融、資産、経済、才能、能力、受け継いだ資質、DNAなどに対する「理想に向かうための変革」が起こる可能性が強くなります

 
例えば

  • 将来にわたって持続可能な形で成長し続ける経済活動を目指しながら、環境や社会にも配慮し、未来の世代が豊かに暮らせるように資源を守りながら経済発展をしていく
  • 自分の仕事やビジネスを改善したり、より価値を生み出す仕事を選ぶ
  • 自分のお金をどう使うかを見直し、無駄を省いて必要なところに使っていく
  • 自分の持っている才能や能力をより活かすため、スキルアップを目指す
  • 今までできなかったことを学んだり、自分の強みを活かした仕事を選ぶ
  • 親や先祖から受け継いだ特性や遺伝的な要素を理解し、それを活かしながら進化していく
など、現状を見直して、理想に向かうために変化し、理想の未来をつくっていくことが、特に重要になっていきます
長々と書きましたが、まとめると・・・

全惑星が「理想に向かうための変革」を推し進めている

ということ

そして、今回の目玉は11/20 冥王星水瓶座入り

それを読み解いていくと

  • 約16年(2008年~2024年)かけて、要らないもの(そぐわないもの)を削ぎ落としてきた
  • 今年はその集大成
  • 11/20から更に変革の流れが速まる
  • 変革は「ありのままの輝き(光)」を内側から見出すためのもの
  • しっかりと「自分らしさ」を内側から磨き出して欲しい
  • 社会への貢献を個(内側)から始める
  • 11/20からは、再生が始まる
というお話でした
では、どう在れば良いのかというと

・自分と対話を重ね、内側から「自分らしさ(理想)」を磨き出す(発掘する)

 

・形が見えなくても、個として社会貢献(世界創造)できていることを疑わず、穏やかで平穏であることを心がける

 

・自分らしさという光を内側から輝かせる

こんなところ

直ぐに形になって現れる人もいれば

いつもどおりの日々の中で「あれ?最近何だか幸せだわ」って人もいるでしょう

 

 

どんな形であれ、自分が「自分らしく」在ることが、個の変革(自分らしさの再生)なんだと疑わず

自分の心と対話して「自分らしさ」を基準に選択、行動していくこと

 

そして、何より焦らず、不安を募らせず「自分にできること」を実直に、純粋に積み重ねていくこと

でしょうか

 

地味だけども・・・

それが広がっていって世界に個の心の中が反映されていく感じです